高血圧は心臓に対してどのような影響があるのでしょうか。
高血圧は血圧が高すぎる状態のことですが、放置すると心臓の重い病気である心筋梗塞や心臓肥大をおこしたりします。日本では軽症者も含めれば60才以上の高齢者の約半数が高血圧症であると考えられています。
高血圧が心臓に影響をおよぼす仕組みですが、
血管を流れる血液の圧力が高くなると、常時に血管に刺激がかり、動脈が傷みやすくなります。また、血液を高い圧力で送り出すのが心臓ですが、心臓が多くのエネルギーを必要とするため疲れやすくなります。よって高血圧は血管や心臓、脳に障害をもたらします。
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高血圧の状態が続くけば、心臓は過重労働に対応しようと心筋をふやし、大きくなることから心肥大になります。動脈は、高い圧に耐えようと壁が厚くなり、このときに血液の成分(悪玉因子)が動脈の内壁に入りこみ、それにコレステロールが加わるなどして動脈硬化を引きおこし、脳や心臓へ害がおよびます。 心臓の筋肉に酸素と栄養を運ぶ冠動脈が硬くなると血液の流れが滞り、そこに血栓が出来やすくなり、心臓の血管が詰まって心筋が血液不足になることで、虚血性心臓病(狭心症・心筋梗塞)になります。 このように、高血圧は心臓に対していろんな害を及ぼす原因となっているわけですが、血圧がいくら以上の場合に治療が必要となるのでしょうか? 高血圧の治療は、主に心臓の病気、脳の病気などの高血圧に起因する合併症の予防が目的となります。そして血圧をどの程度まで下げるべきかの基準があります。 最大血圧が140 mmHg以上、あるいは最小血圧が90 mmHg以上の場合は治療が必要と考えられます。 しかし、40歳以下の若年者、脳や心臓病の原因となりうる糖尿病を合併している場合は最大血圧で130 mmHg以上、あるいは最小血圧で85 mmHg以上という基準となります。 適度な飲酒が高血圧患者の心臓によい? 適度な飲酒は高血圧患者の心臓発作のリスクを減らすという研究結果が、ハーバード大学公衆衛生スクールの研究チームが米国の内科学の専門誌「内科学アナルス」に発表しました。 この研究チームは約11700人の高血圧患者を1986年以来、4年おきに検診し、飲酒習慣について調査した結果、1日に1〜2・5杯のワインを飲む人は、全く飲酒しない人より、心臓発作のリスクが30%減るという結果がでたとのことです。従来、高血圧の人は飲酒を控えるべきという定説に疑問を投げかける結果となりました。 | スポンサード リンク |

